リダイレクトに <meta http-equiv="refresh">
タグを使用すると、検索エンジンランキングが下がる可能性があります。
metaタグによるリダイレクト ⇐http://html-coding.co.jp/knowhow/tips/000572/
head要素内に記述されたmetaタグによりリダイレクトを行う方法です。記述としては、以下のようになります。
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<meta http-equiv= "refresh" content= "秒数;URL=URL" > |
指定の例
- 5秒後に相対パスで指定したURLにリダイレクトさせる場合
- 相対パスの指定は、同じドメイン内の別ページにリダイレクトする場合に使用します。例えば、「/sample/index.html」というページから、「/redirect/index.html」というページにリダイレクトさせる場合、「/sample/index.html」の<head>タグ内に、
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<meta http-equiv=
"refresh"
content=
"5;URL=../redirect/index.html"
>
というタグを記入します。
- 10秒後に絶対パスで指定したURLにリダイレクトさせる場合
- 絶対パスの指定は、別ドメインのサイトやページにリダイレクトさせる場合に使用します。例えば、「http://www.example01.com/」から「http://example02.com/」へリダイレクトさせる場合、「http://www.example01.com/」内の各ページの<head>タグ内に、
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<meta http-equiv=
"refresh"
content=
"10;URL=http://www.example02.com/"
>
というタグを記入します。
この方法を利用するメリットとして、
- HTMLのみで設定できる
- 転送までの秒数が指定できる
という点が挙げられます。サイト内で転送設定を行う場合であれば、特別な準備は必要ないため、手軽に使うことができます。
ただし、サイト移転の場合に使うと、一部の検索エンジンで「前のドメインが持っていた情報が、新しいドメインに引き継がれない」という可能性があります。
例えば、Yahoo!ではmetaタグによる0秒指定のリダイレクトが後述の301リダイレクトとして扱われるため、前のドメインが持っていた情報が引き継がれますが、Googleでは.htaccessやPHPなどによる301リダイレクトを推奨していること、metaタグでのリダイレクトではスパム判定を受けることがあることから、前のドメインの情報が正しく引き継がれない可能性があります。